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大阪朝高ラグビー部、全国大会3位

2010/01/08

【新たな歴史を刻み、笑顔で花園を去った朝高フィフティーンを見て】

 

前年度全国覇者・常翔啓光学園を大阪府決勝で25-19で破り、2年ぶり4度目の全国大会に出場した大阪朝高ラグビー部。

高校ラガーマンの聖地・花園ラグビー場で開催された【第89回全国高校ラグビー大会】において、初の3位に輝きました。

初の全国大会Bシードを獲得した大阪朝高は2回戦からの登場。

初戦は新潟県代表の古豪・新潟工業戦。

前半からFW・BK一体となった攻撃がうまく機能し、50-0の完封勝利で完勝。

幸先良く、ベスト16に進みました。

3回戦は東のBシードで全国優勝5度を誇る東京都代表の名門・国学院久我山戦。

朝高は伝統の低く突き刺さるタックルでゴール前を死守し、15-7で劇的勝利し初のベスト8に進出しました。

自陣ゴール前での、朝高フィフティーンの魂のタックルの連続に、観る者全てが勇気をもらいました。

大会ベストゲームの一つでしょう。

準々決勝の相手は、同じくBシードで大型強力FWが売りの千葉県代表の流経大柏戦。

両チーム共に、初のベスト4をかけての戦いとなりました。

先制される苦しい試合展開も、粘り強いディフェンス、そして主将を中心とした強い精神力で逆転勝ち!!

12-5で勝利し、朝高は勢いそのままに準決勝まで勝ち進みました。

準決勝の相手は、東の横綱で今大会のAシード校でもある神奈川県代表の桐蔭学園戦。

試合は一時、7-3と逆転に成功するも、桐蔭学園のうまいゲーム運びに屈し、悲願の決勝進出はなりませんでした。

しかし、4度目の出場にして、堂々の全国3位に輝き、激戦区大阪府代表として、そして在日同胞代表として、見事な戦いで観客を魅了し、観る者全てに勇気と希望を与えてくれた選手達に感謝の気持ちでいっぱいです。

千里馬クラブの母体は大阪朝高ラグビー部です。

元来、公式戦出場がまだ高体連に認められていなかった大阪朝高ラグビー部のOBが立ち上がり発足した千里馬クラブ。

その歴代OB達の思いも胸に戦った朝高フィフティーン。

これから大学ラグビーを経験し、卒業後さらにたくましくなって千里馬クラブに戻って来る、この新たな伝統を今後も継承し、現千里馬メンバーは後輩に負けないチーム作り、そして我がクラブとしては、第13回全国クラブ大会に13度目の関西代表として出場して以来の復活出場を早期達成し、さらなる強固なクラブチームへと変貌しなければなりません。

STAFF、選手の全メンバーが刺激を受けたと思います。

ラグビーの素晴らしさ、そして何よりも仲間を信頼する事の大切さを、後輩達のプレーを見て再認識しました。

2010年、本当の意味での戦いがSTARTします!!

選手一同、千里馬クラブの名に恥じぬよう、伝統の低く突き刺さるアタッキングタックルに磨きをかけ、一戦必勝で挑みたいと思います。

 

本年もご声援宜しくお願い致します!!